スーパーカブスポークホイールにチューブレスタイヤは可能?方法など

タイヤ

スーパーカブ110のカスタムの一つといえばタイヤの履き替え。

各メーカーよりスーパーカブ用のタイヤが販売されております。

スーパーカブ用で販売されているタイヤは以前に書いた記事でも紹介したのですが、ビジネス用に開発された高耐久性を基本としているのがほとんどです。

ここでちょっと気になったのが、スーパーカブのスポークホイールにチューブレスのタイヤを履かせることができるのか?

履かせることができるのなら、どのような方法があるのか?

またスポークホイールにチューブレスタイヤを履かせる事によって起こる影響などに関しましてこのページで書いていきます。

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スーパーカブスポークホイールのチューブレスタイヤを履かせる事はできる?

スーパーカブ110のスポークホイールにチューブレスタイヤを履かせることができるかとの事ですが、

これに関しましては、とりあえず結論から書いていきますとスポークホイールにチューブレスタイヤを履かせるのは可能です。

スポークホイールにチューブレスタイヤを組み付ける方法として、幾つかありますので書いていきます。

中にチューブを入れれば装着は可能

チューブタイヤとチューブレスタイヤとの違いに関してですが、

チューブレスタイヤには、タイヤの内側に空気を通しにくくするように、チューブフラップのような層が貼り付けられています。

というのも、ゴムの繊維は網目のようになっており、かなりゆっくりですが空気を通してしまいます。

空気を膨らませた風船が時間が経過していくたびに萎んでいくのはそのためとなっております。

バイクのタイヤも同じように時間が経過するに連れ、少しずつ空気が抜けてきます。

ですので、チューブの代わりにそういった被膜がタイヤの内側に貼り付けられております。

また、チューブレスタイヤには空気漏れを防ぐ為、ビートとリムを密着させるようにできており、その嵌め合いもきつくなっております。

スポークホイールに関しましては、空気が漏れないような作りにはなっていないません。

チューブタイヤのように中にチューブを入れることによって、チューブレスタイヤを装着ができるようになりますし、

実際に中にチューブを入れてチューブレスタイヤを装着し運用している人も見かけたりもします。

スポークホイール用のチューブレス化キットも販売されている。

 OUTEX クリアチューブレスキット/スーパーカブ110(前後セット)フロント17×1.40&リア17×1.40 FR-CUB

先程の項目でも書いたとおり、スポークホイールには空気が漏れないような構造にはなっておりません。

しかし、スポークホイールの隙間を無くしチューブレスタイヤを装着できるようにするチューブレス化キットも販売されており、

それを使用して、スポークホイールの隙間を無くし空気が漏れないようにすることによって、チューブレスタイヤを装着することができます。

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スーパーカブスポークホイールにチューブレスタイヤを履かせるメリット

スーパーカブのスポークホイールにチューブレスタイヤを履かせることができるのは、先程の項目で書きましたが、

スポークホイールにチューブレスタイヤを履かせるメリットがあるとしたらどんなものがあるのかをこの項目で書いていきます。

タイヤの選択肢が広がる

 2本セット MICHELIN製タイヤ前後セット PilotStreet 70/90-17 TL & 80/90-17 TL チューブレス スーパーカブ

スーパーカブ用に販売されているチューブタイヤに関しましては、以前の記事にも書いた通り、

そのほとんどが、ビジネス用に開発された高耐久性のタイヤやオフロード用のタイヤがほとんどです。

またそのほとんどのタイヤが安価で購入ができますので、運用コストを安くすることができます。

しかし、スーパーカブのスポークホイールにチューブレスタイヤを履かせることができるという事は、

スーパーカブに履かせるタイヤの選択肢を広げることができます。

スーパーカブにハイグリップタイヤを履かせるなどすることが可能になり、

スーパーカブでもきびきびとしたスポーツ走行が楽しめるようになってきます。

スーパーカブスポークホイールにチューブレスタイヤを履かせるデメリット

スーパーカブのスポークホイールにチューブレスタイヤを履かせるデメリットももちろんあります。

むしろスポークホイールにチューブレスタイヤを履かせる事によるデメリットの方が自分が感じた中で多いような気がします。

パンク修理が困難に

スーパーカブのスポークホイールにチューブを入れてチューブレスタイヤを履かせている人もたまに見かけたりします。

ただ、そういった場合万が一タイヤがパンクした場合修理が困難になります。

チューブレスタイヤの特徴として、パンク修理の際にタイヤを外さずに修理ができますが、

中にチューブを入れたチューブレスタイヤに関しては、パンク修理の際にタイヤを外す必要が出てきます。

チューブタイヤのタイヤ修理のように、チューブを交換したりチューブの穴を塞ぐ方法が取られるのですが、

チューブレスタイヤチューブタイヤと比較して、ビード部が固く作られており、

人の手によるタイヤの取り外しや取り付けが非常に困難になります。

普段バイクショップなどで、タイヤ交換などを行っている人にとっては問題ないのかもしれませんが、

先程にも書いたとおり、人の手によるタイヤの脱着が困難になるため、作業工賃が通常よりも割高になる可能性も否定できません。

安全な走行ができるのか

またスポークホイールにチューブレスタイヤを履かせることによって、安全に走行できるのかに関しても疑問が出てきます。

というのも、スポークホイールとキャストホイールに関しましては、リムの形が微妙に違っていて、

キャストホイールにはタイヤが外れないようにタイヤのビード部分をしっかりと固定されるようにできております。

ですので、スポークタイヤにチューブレスタイヤを装着することによって、タイヤが外れやすくなるのではとちょっと心配になったり・・・

もし、スポークタイヤにチューブレスタイヤの装着を検討しているのであれば、自己責任で・・・

スポークホイールをチューブレス化する際も正確な作業が必要

上記の項目でも書いたとおり、スポークホイールのチューブレス化キットが販売されております。

空気が漏れないようにスポークの穴を塞ぐ作業を行うのですが、

その作業も正確かつ丁寧に行わないと、空気が漏れるなどの不具合が出てきてしまいます。

その作業に関しましては、バイクショップなどに依頼することをおすすめします。

しかし、バイクショップで施工してもらったとしても、万が一空気漏れなどの不具合があったとしても、

ショップによってはクレームを受け付けてもらえない所もあるみたいです。

また、チューブレス化したスポークホイールではショップでのタイヤ交換を断られる事例もあるみたいです。

まとめ

スーパーカブのスポークホイールにチューブレスタイヤを履かせることについてこのページで書いてきましたが、いかがだったでしょうか。

チューブレスタイヤでも、中にチューブを入れたり、スポークホイールをチューブレス化することによって、

スポークホイールでもチューブレスタイヤを履かせることが可能になります。

しかし、そのメリットについては、高性能タイヤを履かせるなどの選択肢が広がる一方、

パンク修理が困難になるなどのデメリットもありますし、スポークホイールをチューブレス化したとしても空気漏れなどの不具合が報告されています。

チューブレス化キットとその工賃や空気漏れなどのトラブルを考えると、キャストホイールを購入したほうが良さげな感じもしますが・・・

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