スーパーカブ110のカスタムはリアボックスの装着や、スプロケットの交換、
マフラーの交換やサスペンションの交換など、色々ありますが、
スーパーカブC125のようにタイヤをチューブレス化したいと思っている人もいると思います。
スーパーカブ110には現在もチューブタイヤを採用していますが、
そのチューブタイヤにはどのようなメリットやデメリットがあるのか、
また、カブのタイヤをチューブレス化することによってどのようなメリットやデメリットがあるのかをこのページで書いていきたいと思います。
スーパーカブ110チューブタイヤのメリット
日本で販売されているスーパーカブ110にはチューブタイヤが現在でも履かれていますが、
このようなメリットがあると自分は感じております。
- 走る場所を選ばない
- 低い空気圧で走行出来る
- タイヤの交換が簡単
- タイヤにかかるコストが安い
走る場所を選ばない
出典:Google Maps
スーパーカブ110には、ビジネスでの使用が想定されています。
ですので、山道や田んぼのあぜ道などの未舗装路などでの走行も想定に入っています。
ですので、路面からの衝撃が吸収出来るスポークホイールとチューブタイヤが採用されています。
低い空気圧で走行出来る
出典:motorbikelife
また、山道や未舗装路で走行する人は、空気圧を下げる人もいると思います。
これに関しましては、チューブレスタイヤではタイヤがホイールから外れないようにある程度空気圧を高く保つ必要があります。
しかし、チューブタイヤに関しては、タイヤの中にチューブが入っていますので、低い空気圧でも走行することが可能となっています。
タイヤの交換が簡単
出典:motorbikelife
チューブタイヤはチューブレスタイヤに比べて柔らかくできております。
ですので、タイヤチェンジャーなどの専用の設備が必要なく、
タイヤレバーのみで、自身でのタイヤ交換が可能です。
タイヤにかかるコストが安い
スーパーカブ110にはビジネスでの使用が想定されています。
ですので、タイヤにかかる費用などをできるだけ抑えたいと考えています。
チューブタイヤに関しては製造コストが安いこともあり、
チューブレスタイヤよりも、タイヤにかかる費用を安く抑えることができます。
スーパーカブ110チューブタイヤのデメリット
先程はチューブタイヤに関するメリットを書いていきましたが、もちろんデメリットもあります。
チューブタイヤに関する考えられるデメリットも書いていきます。
- パンク修理が面倒くさい
- パンクした際に一気に空気が抜ける
パンク修理が面倒くさい
出典:ソロニワ
チューブタイヤのデメリットにはとにかくパンクに関する内容が多いですね。
確かにチューブレスタイヤのパンク修理に関しましては、穴が空いた場所に詰め物をするだけで良いですので、タイヤを外す必要も無くとても簡単です。
しかし、チューブタイヤに関しては、パンク修理の仕方によっては、一度タイヤを車体から外す必要がありますので、とても面倒くさいです…
パンクした際に一気に空気が抜ける
出典:ソロニワ
チューブレスタイヤはタイヤに釘などが刺さった場合はゆっくりと空気が抜けていきますので、
パンクした場合でもある程度走行することができます。
しかし、チューブタイヤに関しましては、釘などが刺さってパンクした場合は一気にタイヤの空気が抜ける恐れがあり、走行時に転倒の恐れがあります。
スーパーカブ110チューブレスタイヤのメリット
スーパーカブC125などのカブにはチューブレスタイヤが採用されています。
チューブレスタイヤの考えられるメリットに関しましてはこれらがあると感じております。
- かっこいい
- 高性能タイヤを履かせることができる
- パンクした際に空気が抜けにくい
- パンク修理が楽
かっこいい
出典:HONDA
スーパーカブのタイヤをチューブレス化するにあたり、
ホイールも交換する必要がありますが、
そのホイールがかっこいい。
初めてC125を見かけたときは、カブにもこんなかっこいいホイールがあるのかと感じました。
高性能タイヤを履かせることができる
出典:スーパーカブのブログ‐雨ガエル1号・2号
スーパーカブ110のタイヤをチューブレスにする最大のメリットと言えるのではないでしょうか?
スーパーカブのチューブタイヤでは、ほとんどがビジネス用のタイヤでその選択肢がほとんどありません。
それをチューブレス化にすることによって、タイヤの選択肢を広げることができ、
写真にあるような高性能タイヤを履かせることが可能になります。
パンクした際に空気が抜けにくい
出典:カブ110(JA44)はじめます
チューブタイヤに関しましては、タイヤに釘などが刺さりパンクした際には、
一気にタイヤの空気が抜けていき、正直転倒の恐れもあり怖いです。
チューブレスタイヤに関しましてはタイヤに釘などが刺さりパンクしても、
チューブタイヤのように空気が一気に抜けていく心配もありません。
パンク修理が楽
出典:☆みやっち☆のページ
チューブレスタイヤパンク修理は車のパンク修理キットが使用できます。
手順はとても簡単で、パンクの原因になっている釘などを取り除いて、
ドリルで軽く揉んでやり、その穴に詰め物をすれば、パンクの修理が完了します。
しかし、あくまでも応急処置であり、その後はタイヤを交換する必要がありますが…
スーパーカブ110チューブレスタイヤのデメリット
スーパーカブ110のタイヤをチューブレス化する際のデメリットももちろんあります。
その考えられるデメリットを書いていきます。
- タイヤの費用が高い
- オンロード向き
- タイヤ交換に専用の設備が必要
タイヤの費用が高い
チューブタイヤに比べ、タイヤ製造にかかるコストが割高になりますので、
どうしてもタイヤ自体の値段が高くなってしまいます。
オンロード向き
出典:モーサイ
チューブレスタイヤを履いた状態ではキャストホイール自体も剛性があるものの衝撃吸収が難しく、
また、タイヤ自体もチューブタイヤに比べて固い為、オフロード走行には向かないと言われています。
また、無理にオフロード走行して、万が一ホイールに変形などの破損があると、ホイールごとの交換が必要になりますので注意が必要です。
最近発売されたCT125ハンターカブでは、オフロード走行が想定されています。
キャストホイールが採用されず、スポークホイールでチューブタイヤが採用されているわけはそれに当たるのではないでしょうか?
タイヤ交換に専用の設備が必要
出典:むっちゃんのブログ奮闘記
スーパーカブとは言え、タイヤをチューブレス化すると、タイヤとホイールの精度も高くなり、
また、タイヤ自体もとても固くなります。
ですので、タイヤレバーなどでは交換が難しくなり、タイヤチェンジャーなどの専用の工具や設備などが必要になります。
まとめ
スーパーカブ110のタイヤをチューブレスにする際にメリットやデメリットを書いていきました。
ネット上では、日本で発売されるスーパーカブ110に、なぜチューブレスタイヤを採用しないのかとの書き込みが見られますが、
それにはちゃんちした理由があると感じております。
しかし、スーパーカブ110でもタイヤをチューブレス化をすることができますし、
スーパーカブ110専用のキャストホイールもあります。
チューブレス化にすることによって、高性能タイヤを履かせるなどのタイヤの選択肢を広げることも可能ですので、
もし興味があるようでしたら、このカスタムに挑戦してみると良いかもしれません。
※その他おすすめのタイヤなどに関するコンテンツはこちらになります。併せてご覧ください。
コメント