スーパーカブ110の日常点検と言えば、ブレーキ関係、エンジンの掛かり具合や低速加速やオイルの汚れや量、
灯火類や方向指示器やドライブチェーンの緩みなどの点検などがありますが、
もちろんタイヤに関しても亀裂損傷や摩耗、空気圧なども日常点検の対象となっております。
タイヤの空気圧に関しましては、走行時の安定性や燃費などにも関わって来ますが、
空気圧の調整などは自宅では難しいと感じている人もいるのではないでしょうか?
しかし、その方法を知ってしまえば、とても簡単です。
このページでは、スーパーカブ110の空気圧の点検や空気を入れる方法など、
自宅で出来るやり方を書いていきます。
※タイヤの交換時期に関する記事はこちらになります。
スーパーカブ110タイヤ空気圧点検時期と方法
スーパーカブでの日常点検でタイヤの空気圧も点検内容に含まれていますが、
どの頻度でどのような方法で行っているのかが、ちょっと気になります。
手で押さえる
日常点検ですので、バイクに乗るたびに行う必要がありますが、
自分はバイクに乗る前に軽くタイヤを手で押さえて空気が入っているかどうかを確認しています。
所謂ママチャリでの点検方法ですね。
この方法では、簡易過ぎて細かな空気圧までがわからないのですが、
最低限タイヤがパンクしていないかどうかは分かるはずです。
固ければそれで良し、押さえてフニャっとなるようでしたら、タイヤに異常があります。
ゲージで確認する
出典:motorbikelife
とは言え、いつも手で確認だけというのはさすがに空気圧まで正確にはわかりません。
ですので、一応数週間に一回はゲージを使い空気圧の確認をしております。
空気圧が減っているようでしたら、ガソリンスタンドか自宅の空気入れで空気を入れています。
日常点検で便利な物
出典:Amazon
タイヤのバルブにこのエアーチェックバルブを取り付けておくと、
日常点検がとても楽になります。
空気圧の正確性にはちょっと疑問がありますが、
最低限空気が入っているかどうかをひと目で確認することが可能になります。
以前郵便局で働いていたときも郵政カブにこれが取り付けられていました。
スーパーカブ110タイヤ空気圧点検|バルブの種類
スーパーカブのタイヤの空気を入れる前にバルブの種類を知っておく必要があります。
自転車も含め、主にこれらの種類があります。
- 英式バルブ
- 仏式バルブ
- 米式バルブ
英式バルブ
出典:wanderism
主にママチャリなどで採用されているバルブです。
構造がとてもシンプルで取り扱いが非常に簡単です。
ただデメリットとして、空気圧が正確に測ることができません。
仏式バルブ
出典:クロスバイク選び方道場
主に、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車に採用されているバルブです。
このバルブの特徴として、軽量、高い空気圧に対応。
自転車で走るのにできるだけ抵抗を減らす為、このようなパーツが使用されています。
このバルブのデメリットとして、空気が漏れやすい、専用の空気入れが必要になるなどです。
また、ちょっと雑に扱うとバルブが折れてしまうなどのトラブルもあります。
米式バルブ
出典:salaphalog
このバルブの特徴として、空気が漏れにくい構造となっています。
主に、マウンテンバイクやBMXなど太いタイヤの自転車などに採用されています。
低い空気圧で走行するのに適しています。
このバルブは、自転車の他にも、ほとんどの車やバイクにも採用されています。
スーパーカブ110タイヤ空気圧|自宅でも行える空気入れ
スーパーカブのタイヤの空気圧が低いと空気を入れるわけですが、
基本的にガソリンスタンドや整備工場などで入れることが可能です。
ですが、先に紹介した米式バルブに対応した空気入れを購入することで、自宅でも空気を入れることが可能です。
※自転車用の空気入れが使用出来るのかの検証をこちらのコンテンツでも紹介しております。併せてご覧ください。
クロスバイク用空気入れ
自分は趣味でクロスバイクを乗っているのもあり、
空気圧管理が出来るように、このタイプの空気入れを持っていました。
もちろん仏式バルブに対応ですが、
米式バルブにも対応しており、スーパーカブにも空気を入れることが可能です。
ゲージがついているため、カブの空気圧を測ることも可能です。
こういったゲージ付きの空気入れを持っていると、
自宅でも空気圧の管理などが出来るようになりますので、持っておきたいですね。
スーパーカブ110タイヤ空気圧|エアーの入れ方
スーパーカブの空気の入れ方ですが、ほとんど自転車と一緒です。
指定空気圧はフロント2.0(kgf/cm²)りあ2.25(kgf/cm²)となっています。
空気入れ手順
カブのタイヤのバルブキャップを外し、
空気入れの口金をセットします。
口金のレバーを写真のように立てると、
現在のタイヤの空気圧が分かるようになります。
後は自転車の空気入れと一緒で、ハンドルを押してやると、空気が入ります。
写真ではわかりにくいですが、僅かに空気圧が上がっています。
しかも、クロスバイクなどよりもずっと空気圧が低いため、楽に空気を入れることができます。
因みに、自分は体重がもうすぐ3桁のヘビー級の為、
指定空気圧よりも高めに入れております…(;・∀・)
まとめ
自宅で出来るスーパーカブのタイヤ空気圧の点検や空気入れの手順などを紹介しましたが、
考えていたよりもずっと簡単に行うことができます。
ゲージ付きの空気入れに関しても、通販やホームセンター、自転車屋でも購入することが可能ですので、
スーパーカブを安全に運行するためにも持っておきたいですね。
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