スーパーカブ110の乗っている時に起こってほしくないのが故障などのトラブル。
タイヤのパンクやエンジンが動かなくなるなどがありますが、
スーパーカブ110のトラブルでも比較的多いのがドライブチェーンが外れた等のトラブル。
スーパーカブは故障しないと言う都市伝説もある中、
チェーンが外れたりなどのトラブルがなぜ起こるのか。
チェーンが外れたときはどうすればいいのか。
また、チェーンが外れたりしないようにする為にはどうすればいいのかなどをこのページで書いていきます。
スーパーカブ110チェーンが外れた時の主な原因
スーパーカブ110でも比較的多いとされるトラブルで走行中にチェーンが外れる等のトラブル。
ではチェーンが走行中に外れる時に多い主な原因を書いていきます。
チェーンが緩々な状態での走行
スーパーカブ110にはエンジンから発生する動力をタイヤに伝えるために、ドライブチェーンが使用されています。
カブに限らず、自転車や他のバイクにも同じことが言えますが、乗っているとチェーンが少しずつ伸びてきます。
チェーンに関しましては一度伸びてしまうと、元には戻りません。
本来なら、チェーンを少しつづ調整してある程度張りがある状態を保つ必要があるのですが、
そのチェーン調整を怠ってしまうと写真のような状態になってしまいます。
出典:marutomiauto
ここまで緩々な状態だと、走行時の振動によって外れてしまい事故などの原因にもなり危険な状態です。
チェーンが外れる時の前兆はあるのか
また、チェーンが外れる時にはその前兆があります。
普段チェーンは写真のようなチェーンカバーがされているのですが、
チェーンの張り調整が全くされていないと、
このカバーの中でチェーンが緩々な状態になっています。
その緩々なチェーンが走行時に振動などで、チェーンカバーの中で暴れてしまい、
走行時にガッチャンガッチャンと結構盛大な音を鳴らしてしまうため、すぐに分かると思います。
ただこれでも放置してしまうのは、チェーンカバーで中が見えないのと、
スーパーカブは壊れないという都市伝説的な思い込みから、こういった異常な状態でも、
異常と分からないまま放置する人がネット上でも結構見かけます。
スーパーカブ110チェーンが外れないようにする為には
先程はスーパーカブのチェーンが外れる主な原因を書いてきましたが、
そのチェーンが外れないようにする為にはどうすればいいのかを書いていきます。
チェーンの張りをある程度保つ
先程にも少し書きましたが、走行中にチェーンが外れないようにするには、
チェーンの張りをある程度保つ必要があります。
先程にも少しだけ書いたとおり、チェーンは走行時に少しづつ伸びてきます。
チェーンが少し伸びてきたなと感じたら、後輪を少し引っ張りチェーンの張りを調整していきます。
チェーン伸びを確認する方法は?
スーパーカブには写真のようなチェーンカバーがされており、
中が見えないようになっておりますが、
写真赤丸のゴムキャップを外すと、チェーンの状態が確認出来るようになっております。
出典:chessinu.com
このように、チェーンの注油状態や、チェーンが伸びていないかなどの確認が出来るようになっております。
チェーンが伸びて緩々な状態では、確認窓から見えるチェーンが下がってしまい、
チェーンカバーに接触している状態ですので、注意が必要です。
チェーンが伸びて緩々になっていたら
チェーンの点検を行った際にチェーンが緩々な状態がなっていましたら、
チェーンの張りの調整を行うのですが、自分でも調整が可能です。
冒頭で紹介したチェーンに関するコンテンツでもチェーンの詳しい調整方法が紹介されていますので、こちらを参考にしてください。
また、自身でのチェーン調整に自信がない場合は、購入店などで、チェーンの張りの調整の依頼をしてください。
オイル交換などのついでにチェーンの張りの調整をしてもらうのがいいかもしれません。
チェーンの調整だけでしたら、1000円くらいの工賃で出来るのではないでしょうか。
チェーンを適切に張る事によって、チェーンの脱落のリスクはかなり減少しますので、
多少面倒くさいと感じても、チェーンの張りの調整は定期的に行ってください。
※チェーンの調整方法につきましては次のコンテンツで紹介しております。併せてご覧ください。
スーパーカブ110走行中チェーンが外れたら
スーパーカブで走行中に万が一チェーンが外れた時の対処法などを書いていきます。
とは言ってもやることは一つですが…
JAFや保険などのロードサービスを呼ぶ
出典:JAF
万が一カブでツーリング中などでチェーンが外れたなどのトラブルが起きたときは、
JAFや任意保険に付帯しているロードサービスを呼ぶようにしてください。
もちろん、自身での修理などに自信があり、適切な工具などをバイクに積んでいる場合は、
自分で応急処置などを行っても構いませんが、
自身での応急処置や修理に自信がない場合は、ロードサービスを呼ぶようにしてください。
状況によって、近くの修理工場に運んでくれたり、
またはチェーン脱落などその場で処置出来るトラブルと判断した場合は、
その場でのチェーン装着や、チェーンの張り調整などを行ってくれる所もあります。
まとめ
スーパーカブのチェーンが外れた時の原因や外れないようにするメンテナンスなどをこのページで書いていきましたが、
スーパーカブを乗る上での基本的な点検項目の一つであり、
普段から気を使う必要がある重要な部分です。
チェーンを適切に張る事によって、チェーンの脱落のリスクをかなり減らすことができますし、
チェーンの脱落時に掛かる余分な費用などを抑える事ができます。
普段はチェーンカバーに覆われていて、分かりにくい部分ではありますが、
ゴムキャップを外してその状態を見るのに時間はほとんど掛かりませんので、
普段からチェーンの状態に気を掛けるようにしてください。
※その他にもスーパーカブのチェーンが外れないためのメンテナンス方法などをこちらの記事で紹介しております。併せてご覧ください。
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