スーパーカブ110チェーンカバーの交換方法と実際に交換後感じたこと

チェーン

今までスーパーカブ110で行ったカスタムで、リアボックスの取り付けや、

サスペンションの交換などありますが、以前フロントスプロケットを15Tに交換した際に、

ついでにチェーンカバーの取替も行いました。

スーパーカブ110のノーマルチェーンカバーに関しましては、全体を覆うような感じとなっており、

機能的でチェーンやライダーを保護する上で重要なパーツではありますが、

なんとなくではありますが、少し不満もあり変えてみました。

このページでは、実際にチェーンカバーを交換して感じたことや、また交換方法などを書いていきます。

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スーパーカブ110チェーンカバーの役割とは

そもそも自転車やバイクについているチェーンカバーですが、

実際にどのような役割があるのかを書いていきます。

オイルの飛散防止

 出典:ボルとハチのツーリング日記

スーパーカブに限らず、ママチャリやバイクにはチェーンカバーが取り付けられています。

それには理由があり、まずはオイルの飛散防止。

チェーンは動力を伝達するパーツとなっております。

走行時回転しており、その回転や走行時の振動などにより、チェーンに塗られているオイルが飛び散ってしまいます。

その、飛び散ったオイルによって、衣類を汚したり、またチェーン周辺を汚したりしてしまいます。

それを防止するためにママチャリやバイクのチェーン部分にカバーが取り付けられています。

服装などの巻き込み防止

 出典:ぎゅってweb

バイクを運転するときは、写真のようなひらひらした服装は着ることは無いと思います。

しかし、チェーンは回転している部分になります。

チェーンがむき出しの状態では、服装の一部がチェーンに触れることによって巻き込まれる可能性も無くはありません。

過去に、タンデムツーリングで後部座席に座っていた人のマフラー(首に巻く方の)が走行中のチェーンに巻き込まれて死亡している事故が実際におきています。

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スーパーカブ110チェーンカバーを交換しようと思った理由

先程伝えたとおり、チェーンカバーにはこういった重要な役割があるわけですが、

ではなぜチェーンカバーを社外品に交換しようと思ったのかを書いていきます。

チェーンの状態がわかりにくい

スーパーカブのチェーンカバーにはオイルの飛び散り防止や、ライダーの保護といった役割があるのですが、

それ故に、チェーンが見えない状態となっており、状態が分かりにくいと感じておりました。

実際チェーンカバーを取り付けた状態でもチェーンの状態が確認出来るように、下のチェーンカバーに、確認用の穴があるわけですが、

状態を確認するのにわざわざゴムキャップを外す必要がありました。

正直にいいますと煩わしさがありました。

チェーンメンテナンスが疎かになりがち

チェーン全体を覆うようにカバーが取り付けられていますが、

それ故にチェーンの状態が分かりにくいのもありました。

下のカバーのゴムキャップを取り外しての確認が正直煩わしいというのもあり、

チェーンメンテナンスが疎かになっておりました。

その結果、写真のようにチェーンに注油を怠り、少し錆が発生してしまいました…

今現在購入時より3800km走行していますが、知り合いからチェーンの伸びが指摘されています。

もしかしたら、これが原因かもと考えております。

自転車ならまだしも、バイクなど力が大きく掛かるような状況では、チェーンの油切れの状態ではあっという間にチェーンが伸びるかもしれません。

気になる安全面は?

では、スーパーカブのチェーンカバーを社外品に交換する上できになる安全性ですが、

確かに、チェーンが見えるようになったことで巻き込まれないかと気になりますが、

自分は今のところは、二人乗りの予定はありません…

またチェーンカバーを全部外すのでは無く、写真のような、

スプロケット周辺のカバーに関しましては取り付けたままとなっておりますので、

今の所、安全面に関しては大丈夫かと思われます。

スーパーカブチェーンカバーの取替方法

スーパーカブ110のチェーンカバーの取替方法はとても簡単です。

純正チェーンカバーを取り外す

写真の4箇所の赤丸部分のボルトを外す。

外しましたらチェーンカバーが外れます。

下のカバーはそのまま下に引くと外れますが、

上のカバーはちょっとコツがいりますが、後方へ引っ張るようにすると外れます。

社外カバーを取り付ける

チェーンカバーのボルト穴を純正チェーンカバー上部のボルト穴に合わせて、

純正カバーのボルトで締める。それで完了です。

スーパーカブ110実際にチェーンカバーを交換して感じたこと

実際にチェーンカバーを交換したわけですが、交換したからこそ感じたことがあります。

良かった点はもちろん、予想していたとおりちょっと残念だった点ももちろんあります。

良かった点

これに関しましては、狙っていた通り、

チェーンの状態がひと目で分かるようになったことです。

バイクに乗る前、走った後にチェーンに目が行くようになり、

メンテナンスが必要かどうかがすぐに判断が出来るようになりました。

また、純正のチェーンカバーの見た目の野暮ったさがなくなり、

ちょっとストリートバイクのような感じになったと思いますがどうでしょうか?

ちょっと残念と感じた点

もちろんちょっと残念だったと感じた部分もあります。

チェーン部分がオープンになったため、

当然、チェーンオイルが飛び散ってしまうこと。

硬めのチェーンオイルを使用していますので、飛び散りの量は少なめですが、

少なからずオイルが飛び散って、チェーン周辺を汚してしまうことですね。

当然こうなってしまっては洗車も結構手間が掛かるようになってしまいます。

また、洗車時に水がチェーンに直接掛かるようになったため、

洗車のたびに、チェーンの洗浄、注油が必要になってきます…

まとめ

今回はチェーンカバーを交換したときの事を記事にしてみました。

その効果は狙っていたとおり、チェーンの状態がすぐに分かるようになったのですが、

その反面、チェーンオイルが飛び散るようになり、チェーン周辺やホイールなどを汚してしまい、

洗車に手間が掛かるようになってしまいました。

これに関しては、取り替えてよかったのか正直半々な所があります。

もし、他にチェーンカバーで良さげな物がありましたら、それに付け替えることも考えています。

もし純正のチェーンカバーに関して何かしら不満がありましたら、これらの事例を踏まえて検討してみるといいかもしれません。

※スプロケットを15Tにした時の記事はこちらになります。

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※チェーンの点検方法などはこちらのコンテンツで紹介しております。

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