スーパーカブ110熱ダレ対策を考える|その原因と無理をしない走り

メンテナンス

新しい職場が決まり数週間。

現在スーパーカブ110で通勤しております。

片道約18km、峠を超える道なりとなっております。

しかし、途中の長い上り坂によりエンジンが熱ダレを起こす事態に。

坂を登りきった後の平坦な道になった後も、エンジンが疲れたようになり、

アクセルを回しても中々加速しない状態となります。

これまでツーリングなどでもこういった経験はあるのですが、

正直あまり気になりませんでした。(^_^;)

しかし、今は通勤時で起こる熱ダレですのでほぼ毎日エンジンに負担が掛かってしまいます。

さすがに対策を考えないとまずいと思った次第となります。

このページでは、スーパーカブ110の熱ダレが起こる原因と、

熱ダレが起こるとどうなるのか、

またスーパーカブ110の熱ダレ対策について考えていきます。

スポンサーリンク

スーパーカブ110なぜ熱ダレが起きてしまうのか

この項目では、スーパーカブ110でなぜ熱ダレが起きてしまうのか、その原因について考えていきます。

長い上り坂

ツーリングなどで峠などを走っていると、坂を登ったり下ったりなどの道なりとなってしまいます。

途中で長い上り坂などに差し掛かると、アクセルを平坦な道よりももちろん大きく開けていきます。

しかし、スーパーカブ110ではそこまで馬力がありませんので、ほぼ全開走行となり、

当然エンジン内部の温度も上昇していきます。

冷却も追いつかない状態となり、坂を登りきったときには、エンジンが疲れ切ってしまい、

アクセルを開けても中々加速しない状態となります。

エンジン音も「ンボ、ンボ」といった感じの音になり、なんとも締まらない音になってしまいます(^_^;)

今回、自分はこちらに該当します。

夏場など気温が高い時

夏場など気温が高いと、エンジンの冷却が追いつかず、

それが原因で熱ダレが起こるようです。

ただ去年自分は夏場の走行でも、熱ダレの症状は感じませんでしたが、

今年の夏はこの暑い中峠を走ることになりそうですので、

早急に熱ダレ対策を考える必要があると感じております。

スポンサーリンク

スーパーカブ110熱ダレが起きるとどうなるか

 出典:ランポートホンダ

先程の項目では、スーパーカブの熱ダレが起きる原因について書きましたが、

この項目では熱ダレが起きるとどういった症状が出てくるのかについて書いていきます。

熱によって金属が膨張する

そもそも熱ダレとは、軽いオーバーヒートのようになっており、

エンジンから発生する熱に対して冷却が追いついていない状態となっております。

エンジン温度が通常より高い温度になることによって、金属が膨張していきます。

エンジン回転数が上がりにくい

金属が膨張することによって、エンジンのスムーズな回転の妨げとなり、

アクセルを開けても、エンジンの回転数が上がりにくくなってしまいます。

要するにノロノロ運転しかできなくなってしまいます。

最終的にはエンジンの変形や焼付きなどの原因に

エンジンが熱ダレを起こしている時に、それでも無理やりエンジンを回し続けると、

最終的には、熱によるエンジンの変形や焼付きなどの原因にもなってしまいます。

スーパーカブのエンジンは丈夫と言われていますが、

やはり無理をさせ続けてしまいますと、

いくらスーパーカブのエンジンとは言え、故障の原因にもなりますので、

正直無理はさせたくありません。

自分の考えるスーパーカブ110の熱ダレ対策

毎日通勤で峠を越える必要がある、

また、これから差し掛かる暑い季節に備えて対策を講じる必要があると感じているのですが、

自分なりに考えた熱ダレ対策をこの項目で書いていきます。

途中で休憩を挟む

スーパーカブ110のエンジンが丈夫とは言え、正直無理はさせたくはありません。

ですので、坂を登りきったあとに数分間の休憩を挟んで様子を見ていきたいと思っています。

幸い、坂を登りきった所に停車ができるスペースがありますので、

そこにカブを止めて、休憩をはさもうと考えております。

ただ、エンジンを止める必要があるのか、

アイドリングの状態でゆっくり冷ましていくのがいいのかはその時考えます。

オイル粘度を上げる

 Honda(ホンダ) 2輪用エンジンオイル ウルトラ G2 SL 10W-40 4サイクル用 1L 08233-99961 [HTRC3]

現在使用しているエンジンオイルはホンダ純正のウルトラG1 10W-30を使用しております。

これまで、このオイルで全く問題無しと考えておりましたが、

通勤時での使用環境や、これから差し掛かる暑い季節に備えて、

オイル粘度の高いオイルの使用を検討していきたいと考えております。

とりあえず考えているのは、ホンダ純正のウルトラG2 10W-40を使用して、

その変化などを観察していきたいですね。

それはそうと、これまでも信頼の高かったホンダ純正オイルがリニューアルをしています。

それが乗り味にもどのように変化があるのかちょっと楽しみでもあります。

オイルクーラーの装着

 スペシャルパーツ武川 コンパクトクールキット (ラバーホース/3フィン4オイルライン) オイルクーラー クロスカブ50 (AA06) クロスカブ110 (JA45) 07-07-0258

これが一番効果がありそうな対策と考えておりますが、

現在発売されているのがクロスカブ(JA45)用で、

スーパーカブ110(JA44)のは発売されていないので、

取り付けステーなどを自作する必要があるなど取り付けが困難になりそうな予感しかしないと感じております。

できれば取り付けたいのですが、時間と費用もそれなりに掛かりそうなので、一旦保留。

まとめ

このページでは、スーパーカブ110通勤時の熱ダレ対策について考えてきましたが、

できればオイルクーラーを取り付けたいのですが、

スーパーカブ110(JA44)では専用での発売がないのと、費用と時間が掛かりそうなところもあり一旦保留にすることにしました。

現在通勤時間に余裕があるのもあり、途中で休憩を挟みつつ、

オイル粘度を高いものに交換して、その様子を見ることがメインになってくると思います。

とは言え、郵便局に努めていた時はこれ以上に過酷な環境の中、

十万キロ近く走っているカブもたくさん見ていますので、

余程なことがない限り壊れないと思いますが、

できれば無理はさせたくありませんので、可能な熱ダレ対策は行っていきたいと考えております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました