スーパーカブ110JA44実際の限界航続距離について検証してみた

燃費

スーパーカブ110の魅力の一つと言えば、燃費の良さ。

確かにカタログ値に関してはいい数字が書かれているのですが、

実際に走行するとなると本当にその燃費が出るのかがちょっときになる所。

また、遠出に関しましては実際にどのくらいの航続距離を走ることができるのかも気になりますね。

そこで、スーパーカブ110(JA44)現オーナーが計算したここ数ヶ月間の実際の燃費、

また、その燃費から見える航続距離などを検証していきたいと思います。

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スーパーカブ110航続距離|カタログ値

スーパーカブ110(JA44)の購入を考えている際注目する項目の一つとして見られるのが燃費。

昔からスーパーカブは燃費が良いと噂がありますが、

その燃費にメーカーの公表値について、この項目で書いていきます。

燃料消費率

スーパーカブ110(JA44)に関しましては、メーカーからこのように燃料消費率が公表されています。

  • 低地燃費値(60km/h):62km/L(2名乗車時)
  • WMTCモード値:67km/L(1名乗車時)

バイクの燃費計測で、今現在低地燃費値とWMTCモード値の2つの値の燃費が公表されていますが、

ここで、この2つの値について簡単に説明していきます。

低地燃費値

これに関しましては、定められた条件の中、燃費の計測をしていくことになります。

これまでのカタログ値にはこの数字が主に表示されていたのですが、

実際の燃費とかけ離れてしまうのがデメリットになります…

その定められた条件とは、

  • 平坦な道路で時速60km(50ccは時速30km)で走行を続けた時の数字

となります。

燃費計測でかなり好条件が揃った状態での数字となりますので、実際にはこれよりも数割燃費が低くなります。

WMTCモード値

近年の車やバイクに関しましては、カタログにこの値が記載されていますが、

これは、

  • 実際に発進や停止、加速のパターンを入れた値

となっております。

実際の燃費に結構近い数字となっております。

燃費の参考にするなら、こちらのWMTCモード値を参考にすると良いでしょう。

本来なら低地燃費値よりもWMTCモード値のほうが実際の走行条件に近くなりますので、燃費が低くなりがちですが、

スーパーカブに関しましては、こちらのほうが燃費が上回っているのが分かります。

ただちょっと注意点として、WMTCモード値が実際の燃費に近い数字となっておりますが、

燃費に関しましてはいろんな条件が絡み合いますので、この数字が絶対ではないということを頭に入れておいてください。

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スーパーカブ110(JA44)航続距離|実際の燃費は?

先程の項目ではスーパーカブ110(JA44)の燃費のカタログ値に関して書いてきましたが、

WMTCモード値のほうが燃費が高く表示されているのが分かりました。

しかし、本当にそれだけ走行できるのかが気になる人もいると思います。

そこで、自分のここ数ヶ月間の実燃費を元に検証していきます。

実際の燃費は?

数ヶ月間の実際の燃費のスクショを乗せておきますが、

ここで分かった事は、

最近寒くなってきて、気温も下がってきておりますが、

基本的に燃費に関しましては、気温が下がってきますと、

燃費も悪くなる傾向になります…

しかし、この数字で見る限りは、一時期は気温が下がり燃費も落ちてきたと感じましたが、

ここ数回の給油時で計算した所、再度燃費が良くなっていることが分かります。

正直分からないですね…

ただ、ここで言えることは、ほぼカタログ値に近い燃費の数字がでていますので、

スーパーカブ110(JA44)の燃費の良さが分かります。

ちなみに、自分体重も90kg超えとかなりヘビーな体重で、

リアキャリアに重量数キロの木箱を装着していますので、かなり条件の悪い状況での燃費計測となっております。

それでもこの燃費を出しているのは本当に驚きです…(;´Д`)

スーパーカブ110(JA44)燃料タンクの容量から見える航続距離とは?

先程の項目では、自分が所有しているスーパーカブの実際の燃費について書いてきましたが、

この燃費の平均値からスーパーカブ(JA44)の航続距離が見えてきますので、

この項目にて検証していきます。

スーパーカブ(JA44)の燃料タンクの容量は4.3L

スーパーカブ110(JA44)カタログスペックを見てみると、燃料タンクの容量は4.3Lとなっております。

ここで、先程の項目の画像である燃費の平均値、

  • 66.5km/L

から、燃料タンクの容量を掛けていくと、

このスーパーカブの限界航続距離が予測されます。

  • 66.5km/L×4.3L=285.95km

となっております。

もちろん条件によって、変動しますが、ほぼ理想的な数字なのではないでしょうか。

ガソリン残量計に関して

スーパーカブ110(JA44)のガソリンメーターに関してですが、

満タンにガソリンを入れると、最初こそはなかなかメーターが変動しません。

一度メーターが動き出しますと、一気にガソリンが減っていくような印象を受けてしまいます。

ガソリンメーターが写真の黄色の矢印の所に来た所で、いつも給油をするのですが、

この位置で大体3Lほど入ります。

この時点で、満タンより走行距離が大体200km走行した状態でこの位置に来ます。

スーパーカブの取り扱い説明書でも書いておりますが、

この時点でまだガソリンが約1.3Lほど残っている状態となっております。

実際の燃費の平均値から見ると、この状態でも大まかに残り85kmは走行できる計算となっております。

これから分かる事は、メーカーがかなり大きなマージンをとって表示していることが分かります。

もし、ガソリンメーターの残量が少なくなった状態でも、

そこから、まだまだ十分に走行できる状態となっておりますので、

メーターの表示に惑わされず、余裕を持っても良いかもしれません。

とは言っても、運転の仕方や条件によって航続距離は変わってきますので、

自身の実際の燃費から予測を立ててください。

スーパーカブ(JA44)航続距離の検証動画

現行スーパーカブ(JA44)に関しましては、色々なYouTuberが検証動画を出しております。

満タンに給油した状態から走行を開始して、ガソリンが空っぽになりエンジンが止まるまでの検証動画として、

こちらの動画が参考になります。

これまでの項目でスーパーカブ(JA44)の限界航続距離として、実際の燃費から計算をしてきたのですが、

実際はそれを上回る、300km超えとなっているのが驚きですね。

これらを見る限り、メーカーのカタログスペックを超える性能をスーパーカブは持っているものだと思われます。

まとめ

このページでは、スーパーカブの限界航続距離に関して検証を行ってきましたが、

スーパーカブに関しましては、スペックに近い燃費性能は持っているものだと思われます。

もちろん、運転の仕方や走行条件によっては燃費が変わりますが…

4.3Lとガソリンタンクがちょっと小さいと言われていますが、

それでも十分な航続距離を持っていると感じております。

これからスーパーカブ110の購入を検討している人にとってこのページが参考になればと思っています。

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