バイクとバイク盗難に関しましては、切っても切れない身近な犯罪となっております。
特に狙われやすいのが、旧車會に人気な空冷ネイキッド(CB400SFなど)ですが、
125cc未満のバイクでも、人気の車種となれば、当然狙われやすくなってきます。(スーパーカブも例外ではありません…)
ですので、当然盗難に対しての対策が必要となるのですが・・・
盗難対策として、主にチェーンロックやバイクカバーなどの対策がありますが、本当にそれだけの対策で大丈夫でしょうか。
バイクを盗む犯人の特徴や、狙われやすい車種などの特徴、125cc未満のバイクに対しても盗難保険の必要性について、このページに書いていきます。
125cc未満のバイク盗難保険|バイクを守るためには
125cc未満とはいえ、バイク盗難から守るためにはもちろん盗難対策が必要になってきます。
ネット上でもいろんな対策が挙げられていますが、自宅の環境によっては、全てが実行できるわけではありません。
ですので、ここでは基本的な対策を挙げていきます。
窃盗団が嫌がる対策を
バイク盗難に関しまして、大人が本気を出したら、市販のチェーンロックなどはあっという間に切断してしまいます。
だからといって何もしないのは、バイクを盗んでくれと言っているようなものですので、
基本的なチェーンロックにプラスアルファな対策を行うことになります。
例えば、
- アラームや警告灯など窃盗団への牽制
- バイクカバーで車種を特定されにくくする
- バイクが目につきにくい場所へ隠す
- 車が横着けできない場所への保管
などがあります。
どっかのYou Tubeでも見ましたが、盗難ができないようにするのではなく、
窃盗団が嫌がる仕掛けを作る方が効果的と感じております。
とはいえ、住宅の環境により、それらがすべて実行可能かと言えばそうではありません。
自分も集合住宅に住んでいて、バイクが見えない場所への保管や、車が横着けできない場所などの保管などが難しい状況ではあります。
できるだけの対策として、車両アラームの設置やバイクカバーをかける事によって、車種が判別できないようにするのが、いいのではと感じております。
予算に余裕があればキタコロックも
また予算に余裕があれば、キタコロックなどが非常に効果的とされています。
バイク用ロックとしては高価ではありますが、特殊合金鋼を使用しており、
破壊に時間がかかるとのことですので、窃盗団もこのロックに対しては嫌がっているとのことです。
万が一のときに備えて盗難保険も
これまで、盗難対策として窃盗団が嫌がる対策を書いてきましたが、
これらに関しましては、青少年たちに効果があるもののやはり完璧ではありません。
キタコロックとは言え、時間をかけてしまえば破壊は可能ですし、
バイクを置いている場所によっては、ユニック車によって、あっという間に持ち去られてしまいます。
ですので、万が一に備えて盗難保険に入っておくことを強くおすすめします。
確かに、愛着のあるバイクが盗難されることは嫌ですし、
保険で新たに購入できるようになったからと言って解決できるわけではありません。
また、
- 人気車種に乗っている人
- ローンでバイクを購入した人
- バイクを生活の足として使っている人
などはバイクが無くなる事によって、大きな痛手になります。
ローンでお気に入りのバイクを購入した人にとって、バイクが盗難されてしまいますと、
バイクが無くなりローンだけを払い続けなければなりません…
そう考えると盗難保険の必要性が出てきます。
125cc未満のバイク盗難保険|盗まれやすい車種について
バイク盗まれるイメージとしては、空冷ネイキッド系旧車や大排気量の大型バイクなどのイメージですが、
125cc未満のバイクでも、人気の車種に関しましては、窃盗団より狙われてしまいます。
ではどういった車種に関して狙われやすいのかをこの項目で説明していきます。
スクーター全般
125cc未満のバイクで狙われやすいのが、ホンダPCXやスズキアドレスなどのスクーター全般が狙われやすいです。
というのもスクーターに関しましては気軽に乗れる分、乗り手側のバイクに対する知識が浅い部分もあり、
自宅でバイクを止めている時なども、ハンドルロックのみなどの対策にとどまる人も結構いたりします。
そういったちょっとした油断から、駐輪場からバイクをそのまま持っていかれる事例もあるとのことです。
こういった人気のスクーターを所有している人は、盗難率が非常に高いことを意識しておいたほうがいいかもしれません。
モンキーやAPEなどの軽い車種
モンキー50やAPEなどに関しましても、非常に盗難が多い車種となっております。
今でこそモンキーに関しましては125ccバイクとして販売しておりますが、
昔のモンキー50に関しましては生産が終了しており、今後プレミアがつくことも予想されます。
スタイルの幅のあるカスタムができ、遊べるバイクとして今も幅広い年代で人気となっております。
また、車体の小ささから、力のある人なら一人でも担ぐことができ、
地球ロックをしていない車両に関しましては、本当に秒で持ち去られてしまいますので、注意が必要です。
出典:バイクショップ西宮店ブログ
スーパーカブも例外ではない
盗難ランキングに載っていないとは言え、もちろんスーパーカブに関しても例外ではありません。
特に現行タイプのスーパーカブに関しましては、国内生産に戻っていることもあり、
またデザインも以前のような丸みのあるデザインの戻っているため、非常に人気となっております。
また、C125やCT125ハンターカブなど高価で現状生産が追いついていない車種に関しましては、
当然窃盗団に標的にされることも予測されます。
チェーンロックやアラーム、バイクカバーなどの対策はもちろん、
盗難保険に加入することを強くおすすめします。
125cc未満のバイク盗難保険|盗む人の特徴とは
バイクを盗む人たちの特徴として主に、
- 青少年
- 個人転売屋
- プロ集団
などの人たちが考えられます。
こういった人たちの特徴を掴む事によって、どういった対策が必要になってくるのかがわかるようになるのかもしれません。
青少年
こういった人たちの特徴として、主に原付きスクーターやモンキーやゴリラ、APEなどが標的にされやすいです。
盗んだ車両に関しましては、そのまま乗ることが多いです。
犯人が捕まることもありますが、そのほとんどがこういった青少年の人たちです。
バイクも戻ってくることもありますが、そのほとんどが好き放題に改造されていたり乗り捨てられたりなど、荒らされている場合が多いです。
手口として、マイナスドライバーなどで鍵穴を壊す、配線を短絡させる(所謂直結)などしてエンジンをかけて乗っていくのが多いです。
個人転売屋
この人達の特徴として、人気の車種、主に空冷ネイキッドバイクなどの旧車系や、pcx125など、
お金になりそうな車種がメインとなっています。
もちろんスーパーカブも例外ではありません。
盗んだバイクに関しましては、バラしてフリマアプリやネットオークションなどで転売して儲けを得ています。
比較的資金もあり、バイクを持ち運ぶための車両や、チェーンロックを切断するための道具なども持っており、
また盗むためのノウハウもある程度持ち合わせておりますので、少々厄介な存在となっております。
まれに犯人を捕まえたなどの情報がネット上に上がりますが、捕まるのは本当にまれです…悔しいですが…
主に中年男性が多いです。
プロ集団
プロ集団に関しましては、主に大型バイクや高級輸入バイクなどがメインとなっております。
盗まれたバイクに関しましては、その殆どがバラされて海外へ輸出されており、まず戻って来ることはありません。
手口に関しましては、本当に手段を選ばない形となっており、
しっかりと下見をした上で、オーナーが自宅などに居ない間などにこっそりとやってきて、その時に合った手法や道具を駆使して、あっという間にバイクを積んで持ち去るなどの手法が取られています。
人によってはバイク用コンテナボックスに保管している人もいますが、そのコンテナボックスごと持っていかれる事例もあったりもします。
狙われてしまえばほぼ確実に盗まれてしまいますので、バイクの存在がその人達にバレないようにひたすら隠すなどの方法しか無いのかと思われます。
因みに犯人も殆ど捕まらないのが現状となっております。
出典:https://moto-ace-team.com/
上の写真は盗まれたハーレー。
出典:https://moto-ace-team.com/
分解されてパーツごと輸出されます。
確実に盗難保険への加入が必要になってきます。
まとめ
125cc未満のバイクでの盗難保険の必要性に関しまして、このページで書いてきましたが、
自分の所有しているスーパーカブやその他バイクが大切な人ほど、必要になってくるものだと感じております。
バイクを盗む人たちの特徴や手口についても書いてきましたが、
人気の車種であるPCXなどのスクーターはもちろんモンキーやAPE、スーパーカブに関しましても狙われる可能性があり、
特にチェーンロックやなど盗難対策を行っていないバイクに関しましては、
すぐに盗まれる可能性がありますので、こういった対策を行っていない人は、見直す必要があります。
また盗難保険に関しましても、125cc未満でしたら月1000前後で入れる保険もありますのでこれを機会に検討してみてもいいかもしれません。
※盗難防止に関しましてはこちらのコンテンツでも紹介しております。併せて御覧ください。
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