スーパーカブオイル交換しないとどうなる?考えられる症状やその末路とは

オイル

スーパーカブでの大事なメンテナンスの一つであるオイル交換。

ほとんどの人が定期的にきちんと交換していると思われます。

スーパーカブの性能を維持したり壊れたりしないためにも、

そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、

オイル交換を全くやらずにそのまま乗り続けている人も中にはいたりします。

そのオイル交換を全くしないとどうなるのか、

エンジンに起こるその変化や、全くオイル交換をやらなかった為に起きたその末路などを、

このページで書いていきます。

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スーパーカブオイル交換しない|エンジンオイルの持つ役割

車はもちろんスーパーカブなどでも大事なメンテナンスの一つであるオイル交換ですが、

そのオイルに関しましては、どんな役割があるのかを簡単に書いていきます。

※エンジンオイルの役割に関しましてはこちらの記事も参考にしてください。

スーパーカブ110オイルの役割や重要性、点検や交換方法などを考えてみた
スーパーカブ110でも重要なパーツであるエンジンオイルですが、オイル点検や交換などを怠っていると、エンジンの寿命を縮めるだけでは無く、最悪エンジンが動かなくなるなどのトラブルの原因にもなったりします。このページでは、スーパーカブ110で必要なエンジンオイルの役割やオイルの重要性、また点検方法やオイルの交換方法などを書いていきます。

エンジンオイルの役割

 出典:AUTOBACS

エンジンオイルの役割に関しましては、エンジンにとってはとても重要な部分となります。

エンジン内部をピストンを初め各パーツが高速で動いていますのでその潤滑。

ガソリンの爆発の際にすすなどの汚れがでますので、その洗浄。

ガソリン爆発等によって熱が発生しますので、その冷却作用。

エンジン外部との温度差によって水分なども発生しますので、その防錆の役目。

エンジンパワーを失わないように、ピストンとシリンダーの僅かな隙間を埋める為の密封作用。

大まかにこのような役割を持っています。

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スーパーカブオイル交換しないとどうなるのか?

エンジンオイルの役割を先程の項目で書いていきましたが、

そのエンジンオイルを全く交換せずに走り続けているとこれらの役割が機能しなくなっていきます。

その際にエンジン内部ではどのような変化が起きているのか順を追って説明していきます。

潤滑性能が落ちる

エンジンオイルを全く交換しないでいると、エンジン内部の熱や汚れなどで段々とその性能を落としていきます。

オイルが段々と黒くなっていき、それでも交換しないでいるともとの新品のようなオイル粘度を保てなくなってきます。

そうなってくると、潤滑性能も落ちていきエンジンパワーの低下や燃費の悪化などにもつながっていきます。

エンジン内部が汚れる

 出典:コバック

エンジンオイルが汚れた状態でも、オイル交換をしないでいると、

そのオイルはやがてヘドロみたいな状態となっていきます

そのヘドロのような物がエンジン内部の各場所にこびりつくようになっていき、

やがて写真のようにエンジン内部を汚していきます。

エンジン内部からの異音がするようになる

 出典:名護ホンダ

エンジンオイルを長期間交換しないでいると、

エンジンオイルの粘度がなくなってきますし、またエンジンオイルの量自体も少なくなってきてると思われます。

そうなってくると、オイルによる油膜がなくなってきて、金属同士が直接擦れあってくるようになってきます。

そうなってくると、エンジン本体から甲高い不快な音がするようになってきます。

エンジンが焼き付くなど再起不能に

 出典:ランポートホンダ

オイル交換をしていない事による、明らかなエンジン不調がでているのにも関わらず、

オイル交換などのメンテナンスを全く行っていないと、

最終的にはエンジンが焼き付くなどして動かなくなります。

これは、オイルの油膜がなくなって金属同士が直接擦れあい、

その発熱によってピストンとシリンダーが溶けてしまい、ピストンが固着してしまう事によって起きてしまいます。

そうなってしまいますと、そのエンジンは使えなくなってしまい、オーバーホールでも修理が難しくなってしまいます。

エンジン載せ替え等が必要になってきますので、修理に掛かる時間や費用などが高くなってしまいます。

スーパーカブオイル交換しなかった人の末路とは?

スーパーカブのエンジンオイルの交換の大事さに気づいていない人が、今でもたまに見かけたりしますが、

エンジンオイルを交換しなかった事によって起こった末路を、この項目で書いていきます。

新車から1万キロで廃車

エンジンオイルを交換しないでいると、最終的にはエンジンブローなどの故障の原因にもなります。

いくらスーパーカブのエンジンが丈夫と言われていても、エンジンオイルを交換しないでいると、

新車からたった1万キロでもエンジンブローを起こし壊れてしまう時があります。

というのも、車のエンジンと比べて、スーパーカブのエンジンは高回転での運用となりますので、

非常にシビアな状態となります。

ですので、スーパーカブのエンジンオイルの交換に関しましては、車よりも気を使う必要がでてきます。

2年間オイル交換しなかったオイルの色

こちらの方は2年間オイル交換しないでいた状態での、オイルの色と量となっております。

本当に真っ黒なですね…

この状態でも壊れなかったとのことですので、スーパーカブのエンジンは丈夫だと感じることができますが、

さすがにこの状態では走るのは嫌ですね。

また、この状態でのエンジン内部がどのような状態となっているのかがちょっと気になります…

その他

いくら丈夫と言われているスーパーカブでも、きちんとオイル交換をしないと、

エンジンの焼き付きなどのトラブルは起きてしまいます。

最近では、古いスーパーカブにも注目が集まっており、新しい新車のカブでは無く、

敢えて年数がたった車体を選ぶ人も多いようです。

そういったカブに関しましては特にコンディションに気を使う必要があり、

それを怠ってしまいますと、あっという間に故障の原因にもなってしまいます。

まとめ

スーパーカブのオイル交換しないとどうなるかをこのページで書いていきました。

主にビジネス用途で使用されており、丈夫だと印象のあるスーパーカブですが、

オイル交換などのメンテナンスを怠ってしまいますと、故障につながってしまいます。

すべての車両がすぐに故障につながるわけではありませんが、

オイル交換をしない等メンテナンスを行った状態で乗り続けるのは正直自分は嫌と感じております。

最悪事故にも繋がりますし…

オイル交換の重要性をこのページを見て少しでも気づいてくれれば幸いです…

※過去にオイル交換に掛かる費用などをまとめたコンテンツなどを紹介しております。

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