スーパーカブ110に限らず、バイク全般、車などに必要なのがメンテナンス。
車やバイクの性能の維持や安全のために必要です。
ではそのメンテナンスの一つであるオイル交換。
このページではそのオイル交換について、気になるのが、
いつオイル交換すれば良いの?
どういったオイルを買えば良いの?
どうやってオイルを交換すればいいの?
オイル交換にかかる費用は?
などの疑問に答えていきます。
スーパーカブ110オイル交換時期について
スーパーカブ110に必要なメンテナンスの一つオイル交換。
そのオイル交換の時期について考えていきます。
新車購入時は初回のオイル交換は1ヶ月または1000km
スーパーカブ110新車購入時はいつオイル交換をすればいいのか?
新車購入時については、初回のオイル交換の時期はとても早く、
1ヶ月または1000kmとマニュアルで定められています。
それにはちゃんと理由があり、
新車の状態では、まだ各部品が組み上がった状態であり、
全く使い込まれていない状態となっております。
それから1ヶ月1000kmまでは慣らし運転の時期となっており、
エンジン内部より、金属のカスが多く出やすく、オイルがすぐに汚れてしまうためです。
ですので、この期間に関しましては特に重要となっており、
バイクの寿命に大きく影響しますので、このオイル交換は怠らないようにしてください。
実際に1000km程で初回のオイル交換をバイクの購入店で行ったのですが、
オイルの中に鉄粉が多く混ざっていましたし、
オイルフィルターも真っ黒な状態でした。
それ以降に関しては、1年または3000km
それでは、慣らし運転が終わり、初回のオイル交換が終わった後は、
いつオイル交換を行えばいいのか?
初回のオイル交換が終わった後は、1年または3000km到達時となっております。
しかし、それはあくまでホンダが定める交換時期としており、エンジンの正常な動作が保証されています。
ですが、そのホンダが定める交換時期以内でもオイルの状態の点検によって、オイルが汚れていると感じたならば、交換したほうが良いです。
スーパーカブ110オイル交換、オイルの種類について
引用元:amazon.co.jp
スーパーカブ110のオイル交換について、どのようなオイルを使用すれば良いのか。
ホンダ純正ウルトラG1
スーパーカブ110の使用オイルに関しましては、ホンダが純正オイルウルトラG1を推奨しています。
基本的のこのウルトラG1を使用していれば問題ありません。
どこで販売しているかについてですが、ホームセンターで1L缶で販売されています。
万が一ホームセンターで見つからない場合などは、Amazonでも900円台で販売されています。
社外品では同等レベル
では、社外品を使っても良いのかについてですが、
ウルトラG1と同等の性能であれば問題ありません。
しかし、カブの愛好家で必要以上に高性能のオイルを使用しているのをたまに見かけたりしますが、
私個人的な意見として、あまりおすすめできないかも…
というのもあまりにも高性能のオイルを使用することにより、
逆にエンジン部品やクラッチの寿命に悪影響を与える場合があるそうです。
ホンダの取扱説明書でも、高性能のエンジンオイルやオイル添加剤の使用はおすすめしておりません。
高性能過ぎるのエンジンオイルを使用するよりかは、ちゃんと定期的にオイル交換をするほうが、よっぽど大事だと思います。
※オイルの選び方についてはこちらのコンテンツで紹介しております。併せてご覧ください。

スーパーカブ110オイル交換方法について
ではスーパーカブ110のオイル交換の方法についてですが、
自身でやる場合の必要な道具、オイルの抜き方、オイルの注入方法などを書いていきます。
※こちらの記事では実際にオイルを交換して感じたことなどを書いておりますので併せてご覧ください。

必要な道具
ではオイル交換を自身でやる場合、
必要な道具などを書いていきます。
17mmメガネレンチまたは17mmソケットレンチ
17mmメガネレンチまたは17mmソケットレンチは、エンジン下部のドレンボルトを外すのに使います。
スパナやモンキーレンチでも使用できないこともありませんが、ドレンボルトを痛める場合がありますので、メガネレンチやソケットレンチを使用してください。
ゴム手袋
ゴム手袋に関しましては、ドレンボルトを外した時に結構勢いよくオイルがでてきます。
素手ではほぼ確実にオイルまみれになること間違いありません。
使用済みのオイルは人の肌に良くはありませんので、それが掛からないようにする必要があります。
廃油処理箱
使用済みのオイルに関しましては、もちろんそのまま垂れ流しのわけにはいきません。
環境はもちろん、近所にも迷惑を掛けてしまいます。
ですので、ホームセンターなどに廃油の処理箱が販売されています。
中に使用済みのオイルを入れて、しっかりと封をして、地域のルールに従って処理するのが一般的となっております。
オイルの抜き方
オイルの抜き方に関しましては、
エンジン下部のドレンボルトを外すことにより、
そこからでてきます。
スーパーカブ110に関しましては、センタースタンドがありますので、それを立てて垂直にしてから、ドレンボルトを軽く緩めます。
ドレンボルトを軽く緩めた後、その下に廃油処理箱をセットして、
ドレンボルトを手で緩めていきます。
ドレンボルトが外れると、オイルがでてきますので、下にセットした廃油処理箱で受けてください。
オイルがほぼ完全に出切るまで待ってください。
オイル注入方法
オイルが出尽くしたら、ドレンボルトを締めてください。
ドレンボルトはあまり強く締めるとドレンボルトを潰してしまう可能性がありますので、あまり力任せに締めないで、ゆっくりと締めるようにしてください。
その後はオイルの注入です。
オイルジョッキを持っていれば、規定量はオイルフィルターも交換していれば1L
オイルフィルターを交換しなければ0.8Lを量って入れてください。
オイルジョッキを持っていなければ、オイルゲージでオイルの量を見ながら入れるといいですね。
スーパーカブ110オイル交換の費用について
スーパーカブ110のオイル交換の費用についてですが、
自分でやる場合は、大体1300円程度。
店舗でする場合は2000円程度とあまり変わりません。
どうしても自身で交換するのに不安な場合は購入店でやってもらうといいですね。
車にくらべて、スーパーカブのメンテナンスは敷居が比較的低めなので、自分で出来る人はチャレンジしてみるといいかもしれません。
※オイル交換で実際に掛かった費用に関しましてはこちらのコンテンツで紹介しております。併せてご覧ください。

まとめ
スーパーカブ110オイル交換の時期や方法などについて書いていきましたが、
大事なのは、定期的に交換することです。
とは言え、1ヶ月に1回など頻繁な交換する必要はありませんが、
ホンダの定める期間を超えない程度に、
たまにオイルゲージでオイルの状態を確認しながら、
必要であればオイルを交換する方法を取ればいいのではないでしょうか?
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